戸坂ラッキーズソフトテニススポーツ少年 活動報告第3号 2015年9月2日
 
神楽伝承の謎に科学で迫る。
実はこのようなこともスポーツ少年団活動のひとつになります。
少年団がこの地にできる前から神楽に関する調査研究をやってきました。テニスが好きで、理論的にテニスの研究もしてみたくなり入団、以前からの神楽に加え、テニスにも関わっています。まずは頭で考えないと何もできないタイプ。テニスも先輩などからガミガミ言われると駄目です。優れた選手のプレーを観て学び、頭で考えて自分のプレーに反映させ、生涯、楽しみたいと思っています。 大学から送られてきた砂鉄の成分分析結果を確認しています。中学生ですが、すでに研究に必要な科学系国家資格も持ち、類似専門分野の少年団指導者の下に活動しています。テニスでは「生徒」ですが、フィールド調査では「先生」、少年団指導者を指導、つまり、大人が子供より本格的な調査研究方法を教わり、彼女の調査・研究をサポートしています。
ついに見つけた高純度の川砂鉄。ちょっと赤いですが、実は真砂砂鉄に匹敵していることがわかりました。川砂の単位量あたり鉱石として利用できる量が得られることから、採掘された可能性を考える必要があります。 自然金もみつかりましたが、これはごく少量、普通一般の日本の河川で確認される程度の量であり、採掘された可能性は考えなくても良さそうです。
神楽伝承の謎を科学的に追っています。これをやっているのは科学大好きの中学生団員です。地道な調査活動、いくつもある地元の川の川砂を丹念に調べていき、ついにそのうちのひとつの川から、真砂砂鉄に匹敵している高純度の砂鉄を発見、すなわちこの地には赤目、真砂のどちらの砂鉄もあることがわかり、まだ上流にある原石の発見、この砂鉄の分布状況の調査などが残されてはいますが、なぜこの地にだけこのような神楽が伝承されているのか、これで研究の端緒につくことができました。これからは、あわせて製鉄遺構(半地下式堅形炉か長方形箱形炉が出てくればうれしい。)を探すため、地道に衛星写真、地図などを追い、現地を調べていきます。またその他にも地元伝承や歴史的建造物などをひとつひとつ調査していく必要があります。
特に現地調査は重い機材を背負っての足腰勝負の野山歩き、テニスで培った体力がものをいいます。実際、高純度の川砂鉄を発見するまでに2年かかっており、これから結論が得られるまで何年かかるか全くわかりません。20年あるいは30年、もしかしたらこの生徒さんのライフワークになるかも知れません。それを支えるのはやはり体力です。
すなわちスポーツ少年団は「社会体育」ではありますが、「単に競技をする子供たちだけのための地域活動団体」ではありません。
スポーツ少年団では、小学生から19才までが「団員」、20歳以上が「指導者」であり、生涯にわたり、スポーツ活動はもちろんのこと、地域文化活動、学術的活動などに関わることができるものともされています。すなわち憲法に保障されている「学問の自由」、「生涯学習」のための公的団体のひとつでもあります。スポーツにしても勉強にしても、何か自発的かつ具体的な目標がなければ、強いて勉めるだけの辛いものにしかならず、成果も得られません。
保護者(大人)と子供が自発的に共に学び、共に体験できる団体、それがスポーツ少年団の姿です。
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